こんにちは、ルキナネイルスクールの大西です。
皆さん、お盆休みはいかがお過ごしでしたか?
私は例年と同じく京都へお墓参りに行き、帰りに有名な甘味処に立ち寄りました。
行列に並んで、お目当てのかき氷を食べられて大満足。夏らしいひとときを過ごしてきました。

さて、休み明けにふと思ったのですが——
「どこに行くか、どう過ごすか」を決めていないと、せっかくの休みもダラダラと終わってしまいますよね。
これって、自宅サロンの開業準備にもよく似ています。
つまり——
✅「どんなお店にするのか」
✅「開業までにどう準備するのか」
を決めないと、夢にはなかなか到達できない。
さらに、「どういうお店にするのか=コンセプト」を決めないと、せっかくの技術や時間も活かしきれない のです。
今日は、自宅サロンを開業したい方に必ず伝えている 「コンセプト設計の大切さ」 についてお話しします。
「ネイルできます!」は“ご飯あります”と同じ?
「ネイルできます!」
これは一見シンプルで分かりやすい言葉ですが、実はお客様にとっては選ぶ理由になりません。
たとえるなら…
お店の看板にただ「ご飯あります」とだけ書いてあるようなもの。
- どんなご飯?
- 和食?洋食?スイーツ?
- 誰と行けばいいの?一人でも入りやすい?
こうした情報がないと、わざわざ入りたいとは思えませんよね。
ネイルサロンも同じで、「ただネイルができる場所」では、たくさんのサロンの中に埋もれてしまいます。

コンセプトがあると“選ばれる理由”になる
では、コンセプトがあるとどうなるでしょう?
✅「大人女子のための上品オフィスネイル」
✅「子育てママが一息つける、癒しの隠れ家サロン」
✅「推し活ネイルでイベントがもっと楽しくなる!」
こんなふうに伝えると、お客様はこう感じます。
👉「これ、私のことだ!」
つまり、コンセプトは 自分にピッタリのお店だと気づかせる仕組み なんです。
コンセプト設計をしないとどうなるか
逆に、コンセプトを決めずに開業すると…
- なんでも屋になって強みが伝わらない
- 他サロンと差別化できず、安さでしか選ばれない
- 発信の方向性がバラバラで疲れてしまう
- 結果的に「誰も来ない」状態に陥りやすい
つまり、頑張っているのに成果が出ない原因は コンセプトの不在 であることが多いんです。
まとめ
自宅サロンを成功させたいなら、技術力や価格よりも先に
「誰に、どんな価値を届けるのか」 を明確にすることが大切です。
コンセプトがあるサロンは「入りたい!」と思わせ、コンセプトがないサロンは「スルー」される。
この差は開業後の集客やリピート率に直結します。
あなたのサロンの看板には「ご飯あります」と書いてありますか?
それとも「○○にぴったりのご飯あります」と書いてありますか?
ぜひ一度、振り返ってみてくださいね。
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